2019年12月29日日曜日

伸縮ランタンライト改造【分解と模索】

前回のブログUPからは随分と間があいてしまいましたが、今回はダイソーの300円ランタン改め【伸縮ランタンライト】の分解と改造への模索をご紹介致します。
分解に関してはYou Tubeにもあったので、さほど困ることもなかったのですが・・・問題はどう改造するかってところでした。そこでココでは、改造に必要な部分の詳細や流用パーツをお伝え致します。




改造と言えば「光量UP」ですねw
元々は6SMDが上から光を照射して白いカバー部分で拡散させて、その下にあるシルバーの反射も利用して更に明るく照らし出しています。
だから、この明るさでも43~48時間の点灯時間と言うワケです。
・・・まぁ、実際のランタイムは知りませんがw

この6SMDを、よく改造に使う10SMDに変更すれば・・・確実に光量はUPするでしょう。

画像は白いカバーを外した状態での発光部のパーツを取り出した物です。
中央の細い部分が白いカバーに覆われていますので、実に1/3は光らずに反射させている事になります。

それなら・・・上からだけでなく、下からも光らせてみてはどうでしょう?

上の方は穴を加工して10SMDに入れ替えれば良いですが、問題は下側・・・10SMDを仕込むにはかなりの加工が必要ですし、中央には上下を繋げるボルトを通す為の細い管部分が必要です。そして、その加工を隠す必要がありますので・・・今回は、この時に使用したクッキングシートを利用しようと考えました。

光源を上下10SMDとするのは良いのですが、今度は光が上下にしか当たらず光源を設置する為にメッキ部分も加工するので、本来なら必要な側面にはさほど光が反射しません。そこで思いついたのが「ロート3点セット」です。
まぁ、正確に言うと・・・この中にあるピンクのロートを2つ使うワケですがw

このロートを上下10SMDの間に入れる事で光を側面へと反射させようとの考えですが、その詳細は次回にでもw

光源が決まれば、次は電源ですね。とは言え元々単3x3本なので上下10SMDでも問題はなさそうなんですけど・・・結局はココでも使用したリチウム電池「14500」とMicroUSBによる充電基板を用意、そしてその為に必要なのは、画像の端子を直列から並列に変える加工と言う所でしょうか。

ちなみに最初のブログで紹介したAEランタンには、この電池ケース部分に更に「18650」用の溝がありまして、両方の電池で使えるようになってます。

さて、このランタンの特徴として「引き出すと点灯」と言うのがあります。

大抵の商品にはON/OFFスイッチがありますが、これにはありません。
画像はそのスイッチ部分なのですが・・・上部の金具がスイッチ本体に押される事で通電がOFFとなり、画像の状態ではONになると言う事だけです。それをスライドするケース部にある突起にて行う為に、引き出すと点灯を可能にしているワケです。
なお、現在販売されている物には抵抗も付いてますのでご安心をw

引き出すと点灯も良いんですが、単純にON/OFFしか出来ないので・・・ココでのノウハウを生かしてタッチセンサーによる調光も付け加えます。ただ、今回はその時のようなタッチセンサー部の加工は難しいので、別の方法で感知させたいと考えました。

当初はこの時に使用した調光ダイヤルでも側面に付けようかと思ってたんですが・・・やはり加工が困難な事と、出っ張りが出来ると邪魔そうだったので諦めましたw

最後に・・・ランタンの頭頂部分なのですが、実は蓋になってて開けると画像のようなスペースとなっております。AEでは蓋にソーラーパネルが付いてますが、このランタンのソーラー化までは考えてないし・・・この場所に単3電池ケースを仕込んで6本化も考えてみたんですが、下部で充電地化する為に、その必要もなし。

結果として・・・この部分は何一つ手を加えぬまま、単なる「電池保管庫」として利用しますw


以上の事を踏まえて、次回からは実際に改造を施して行った工程をご紹介させて頂きます。








0 件のコメント:

コメントを投稿