2019年10月6日日曜日

2WAY LEDライト&ランタン改造 【改造編】

ブログも3回目に入って、ようやく【改造編】となりましたw 前回のブログを踏まえての改造作業なので、内容が薄くなった場合にはご了承ください。やってる事はこれまでの改造作業+初の試みとなる「調光タッチセンサー」の流用です。その為にはこの時に行った作業を元にするので、あまり真新しさはないんですが・・・出来上がった物に関しては、大変満足しております。





まずは「調光タッチスイッチライト」から基板を取り出し、流用仕様に変更します。その時のブログはコチラからどうぞ。
元々LEDチップが付いてた場所に配線をハンダ付けをして、そこからLEDドライバの基板を経由させてパワーLEDと繋ぐ事で、定格出力を持つ調光タッチセンサー回路の出来上がりと言うワケです。
ちなみにこの基板だと3w流しても大丈夫との事だったので、あえて抵抗を外してバイパスさせ、LEDドライバの基板を使って3wパワーLEDの実力を発揮させる事にしました。

ただ、問題はタッチセンサー部分をどうするか?でした。と言うのも、元々ランタンの底にはON/OFFスイッチがありますが今回の改造では不要となるので撤去し、それならそこにタッチセンサー部分を付ければ良いワケですが・・・底蓋にはボタン用の穴が空いています。
またタッチセンサーだと言う事を分かりやすくする為には、元々付いている電源マークも流用したかったので・・・まずは底蓋の穴の周りにある出っ張りを削り落とし、そこに電源マークごとカットしたセンサー部分を固定する方法で流用しました。

幸いにも外側から見ると底蓋の穴もタッチセンサー部分も丁度良い感じに湾曲してますので、さほど違和感なく付ける事が可能でした。
後は電池ケース裏にあるスイッチの固定部分を一部カットして基板が入るように加工し、そこから新たに配線を通す穴を開けたり電池の端子から電源を繋ぐようにして配線加工を行います。
ちなみに、このまま底蓋と電池ケース部を合わせると銅板のセンサー部分に基板が接触してしまう可能性もありますので、ショート防止も兼ねて絶縁出来る物(ビニールテープ等)を間に入れています。

後はいつも通り?LEDドライバーに配線を繋いでから3wパワーLEDへと繋ぐワケなんですが・・・ここで気をつけたいのが、ハンダからの熱対策としてLEDの端子部分にクリップやピンセット等を挟んで熱を逃しながら作業して下さい。
ハンダ付けは放熱板に行うので熱の伝わりが悪く、何もしないとLEDが焼けるだけでなく配線を付ける前にLEDが放熱板から外れてしまう事もあるからです。それを防ぐ為にも片方づつLEDの端子部分だけを放熱させながらハンダ付けをする必要があるワケです。

そして、ここまでやっておいてから3wパワーLEDの裏には、この時にも使用したヒートシンクを放熱グリスを利用して接着します。この順番を間違えるとパワーLEDへ配線をハンダ付けする事が困難となりますので、気をつけて下さい。
なお、画像ではヒートシンクの裏面に放熱グリスを塗ってますが・・・パワーLEDとの接着面以外は後から剥がしているので、それならパワーLEDの放熱板の方へ放熱グリスを塗っておいた方が無駄がありませんでしたねw

前回ブログではヒートシンクを使うと、元々の高さより若干高くなってしまうと書いてましたが・・・結果的にそれでも問題ありませんでしたw
まずは元々パワーLEDが乗ってた台座をカットし平らにして、熱が掛かっても外れないようにレンズの固定に使っていたセメダインの「スーパーX」を使用しました。弾性接着剤なのでプラに伝わる熱も軽減してくれるのではないだろうかと思いまして。そして固まる前にパワーLEDの位置を微調整して画像のように干渉しない位置にします。とは言え、実はこの反射鏡からでも微調整は可能だったんですけどねw

パワーLEDの固定を確認出来てから最後にドームレンズの縁へスーパーXを塗って、中央にはマスキングテープを貼り付けて慎重に下ろして行き、反射鏡と接着します。
レンズを抑えながらマスクングテープを剥がし接着剤の硬化を待ってから最後にクリアカバーを被せ、バラした物を元に戻せば完成です。
なお、先程述べた微調整の件ですが・・・実は電池を入れる際にも調整出来ますし、パワーLEDの熱が気になるならLEDドライバにて調整も可能となっています。もちろんタッチセンサー部は調光が可能なので、そちらで調整しても構わないかと。


画像は最大光量にて測定している状況です・・・すいません、完成画像を撮っていませんでしたw

この画像から底にある調光センサー部分を確認出来ると思いますが、こんな感じになりました。自分的には満足していますが・・・底の穴がなれば銅板部分だけを流用すれば良いので、そうなれば改造も容易いかと。まぁ今回の件では一番手間だった部分ですね。それでも問題なくON/OFF/調光出来ますので満足しています。

今回3wパワーLEDに交換した事で、特にランタン状態なら純正の倍以上となってます。電池の消耗が気になるなら減光すれば良いワケですし、LEDドライバーで出力を抑える事だって可能です。もっとも、それだと改造した意味がなくなってしまいますがw
ライト部分に関してはドームレンズを入れた事で「ワイド」「スポット」を選択出来るし、ランタン時にはトップからの光漏れも軽減出来る点に付いてはメリットだらけです。ただ、光量に関して言えば・・・やはりワイド時だとレンズとカバーを通すので光量は改造前より落ちてしまいました。その分スポットでは同条件でも改造前を上回っているので、結果オーライなんですけどね。

なお、元々が単3仕様と言う事で・・・今回は電池を変更せず、またサイズ的な問題もありMicroUSB仕様にもしませんでした。それでもこのサイズでこれだけの機能を追加出来た事、またこの改造が上手くいったので大変満足しております。


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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