2018年11月10日土曜日

202HWをもっと快適に♪(アンテナ編)

画像の使い回しですいませんw 前回は電源でしたが今回はアンテナです。



202hwで何処でも地デジ♪ では内臓のロッドアンテナの他もにスタンドと兼用になるアンテナが付属し、更には外部アンテナ端子まであると説明しましたが・・・所詮は室内。住む状況によっては電波を拾いづらい場所もあるかと思います。そんな時に活用出来るのが室外アンテナ・・・まぁ普段TVを観る為に繋いでる、壁に備え付けてある接続端子を利用しようってのが今回の目論見です。ただ、そのついでにスタンド棒にもちょっとした細工を施します。

そのスタンド棒・・・202HWを立てて観るには不可欠な上にアンテナの受信感度を上げる為にも必要なんですが、如何せんネジ式なので耐久性に問題がありそうで、ちょっと無理を掛ければポキっと折れそうなんですよw そんなワケで「スタンド棒」改め「アンテナ棒」として改造します。と言っても元に戻せるようにアダプター?を制作しただけなんですけどね。

今回の改造と言うか改良に用意したのはこちら・・・

M3x10mmのユリヤねじはスタンド棒を202HWに留めるサイズと同等で、同サイズの高ナットはスタンド棒を繋げる物、そして圧着端子のR8-4はスタンド棒の向きを変えるのと202HWへの接続を実現させる為に必要な物です。


さて、その作り方は・・・圧着端子の圧着部分を開いて高ナットを入れて、固定と通電の為にハンダを使います。
高ナットを削るよりは圧着端子を加工した方が楽だし、どのみち圧着だけでは高ナットの固定は難しいので、通電も兼ねてハンダでの固定と言う方法を取りました。



後は粗隠しとして熱収縮チューブで覆えば完成です。ね、簡単でしょ?w

とは言え、一番やっかいなのはハンダ付けでして・・・収縮チューブを付けなければ酷い有様なんですよね。まぁ最初から隠すつもりだったのでハンダ付けはあくまでも高ナットの固定と考えれば良いです。


後は高ナットにスタンド棒を繋げて、圧着端子のリングの方にはユリヤねじを使って202HWに固定すれば・・・ご覧のように直立型のスタンド棒改めアンテナ棒の完成です。
当然、元の使い方に戻すのも可能ですし、何より制作費用が安く済むのが利点かと・・・材料はホームセンターで揃いますしね。


さて、次は本題の「室外アンテナに繋ぐ」って事で・・・先程使った圧着端子を使って、今度はTVのアンテナ線を繋ぎます。
実はアンテナ線って、中央にある単線を繋ぐだけでもイイです。周りにある網状の物はアースの役割をしててノイズ対策として使われている物なのです。そんなワケで圧着端子にアンテナ線を通し、アース部分はカットして圧着端子に触れないようにホットボンドで絶縁を兼ねた固定をしています。


次に単線と圧着端子を通電させる為にも、これまたハンダを流し込んで固定します。と言っても熱し過ぎると単線の周りにある絶縁体を溶かしてしまうので程々にw

冷めてからアンテナ線を引っ張って抜けない事を確認したら、最後にスリープを被せれば加工は完了。

今回は手持ちのアンテナ線を加工したので、反対側はそのまま壁から出ている接続端子に繋ぐだけなんですが・・・もし配線からの延長で繋ぐのでしたら100均で売ってる延長アダプタで繋ぐと言う手もあります。(画像の白いのがそうです)

なお圧着端子の方はスタンド棒と同じ方法で202HWと繋ぐ事ができますので、とりあえず一本制作しておけばイザと言う時に見れないなんて事はないかと思います。ちなみに202HWと圧着端子の接続の際には間にバネワッシャーを入れると緩み止めにもなって良かったです。


ところで・・・冒頭では「外部アンテナ端子まである」なんて言ってましたが、それは202HWの裏蓋を開けた状態でなければ使えず、またピンジャックなので変換ケーブルを購入しないとなりません。自作している人もいるのですが、それならスタンド棒を繋げるネジ穴を利用した方が良いと思い、今回の制作となりました。

ちなみに自分の居る場所はアンテナ棒だけでフルセグの視聴が可能なんでケーブルは必要ないんですが、それだとワンセグでしか見れない方の為に制作&ご紹介させて頂きました。


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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