2019年9月29日日曜日

2WAY LEDライト&ランタン改造 【模索編】

前回、自分にしては珍しく速攻で数個購入した、このライト&ランタン。パワーLED一つで二通りの点灯方法があり、また単3x3本と言う事でランタイムにも期待が出来そうなので、いつものように3wパワーLED化を目論むワケですが・・・今回は、それ以外にも「これまでの経験」「これからの経験」となり得る改造を施そうと思いまして、色々と考えみました。




このライト&ランタンの欠点とも言える、ライト部分の配光の悪さ・・・この凸凹な反射鏡のせいかとも思ったんですが、だからと言って他の物と交換ってワケにもいかず、どうしようかと自分の頭とライト部分の頭を捻ってみたら・・・外側が外れましたw
バラす事が出来るなら、何か出来ないだろうか・・・伸び縮みするライト&ランタンを見てて、ふと思いつきました。

「ん?伸び縮みするパワーLEDのライトって事は・・・」

画像を見て分かるように、この時に改造したズームライトのドームレンズが利用出来るのでは?と、試しに乗せて点灯してみました。
すると・・・レンズのおかげで配光の悪さが解消し、またある程度本体を伸ばす(=レンズとLEDの距離を離す)事で光がスポット光に早変わり。
これだけでもズームライトと似た機能を得たと言うのに、メリットはそれだけではなく・・・完全に伸ばしたランタン時にはライト部分からの光漏れが減っているのでないですか。この点にも気にしてた自分にとって、ドームレンズ採用はまさに一石二鳥でした。

冒頭で述べた「3w化」について、問題は放熱でした・・・と言うのも元々はご覧のようにプラ台の上にネジ止めされているワケですが、このままの状態で3wに入れ替えると放熱板の熱で台座のプラが歪む恐れがあります。そうならない様に光量を落とすと3wに入れ替える意味が無くなってしまうので・・・この時に使ったヒートシンクをプラの台座代わりに使ってみようと思ったのです。
ただ、この時は画像のようにヒートシンクを乗せた場合には若干高さが変わってしまう事に問題はないのか?と言う疑問がありました。

3w化に欠かせないのが「LEDドライバー」でして、その設置位置として画像の場所を選んでみました。
この場所、実は裏側に穴が空いていてそのサイズが丁度LEDドライバー裏にある放熱穴と同じなんですよね。これまではさほど気にしてなかったのですが・・・せっかく丁度よい穴が開いてるなら、それを活用しようと思ったまでです。
そして、この位置なら容易に出力を変更出来ると言う利便性も兼ねてます。

底にあるスイッチ、実はこの部分も分解出来まして・・・画像のようになってました。100均のスイッチにはよく使われる物なんですが、単純にON/OFFしかありませんので・・・このスペースに「調光タッチセンサー」を使用しているこの商品を流用しようと考えました。そうすればON/OFFだけでなく調光も可能なので、1ランクアップしたライト&ランタンになるのではないだろうかと。
ただ・・・蓋にはボタン用の穴が空いてますし、そもそもタッチセンサー部の移植が可能なのかを、まだ試していませんでしたがw

最後は電源について・・・この商品は単3x3と言う事で容量的にも3w化しても問題なさそうなので、今回はあえて電池仕様のままにしました。サイズ、特に高さについては変更すると問題はありそうなので18650電池化は考えず、またこの時の改造に使用した単3と同サイズの14500電池の方はコストが高すぎなので却下。それともう一つ・・・リチウム電池を使うメリットの一つとして「MicroUSB充電基板」を利用した方法も、その基板を仕込むスペースがなさそうなので、あえて電源部分には手を加える事を諦めました。

ちなみに余談となりますが、この商品が単4仕様だったら・・・点灯時間の問題から3w化はやらなかったと思います。


試行錯誤の末に導き出した改造方法・・・最近は改造も複雑化していますので、こうして目的を明確にする事で実際に作業を行う際の参考としております。また、この時には判明しなかった問題に直面しても混乱せずに対応出来るようになりました。まぁ、そうならないような頭の良い人なら

改造費>同様の製品価格

って事が分かっているのかと思いますがw

何はともあれ、こうして改造する事を考え、それを実行する事が楽しいし、難しいし、時には悩んだり、そこで色々学んだりするのが好きだから、こうして改造を続けている自分です。

そんなワケで、次回からはこのブログを踏まえて実際に改造していきます。

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