2020年2月2日日曜日

伸縮ランタンライト改造【改造その2】

前回のブログでは光源と電源、そして充電を実施する為の改造を施して参りましたが・・・今回は「制御」と言う事で、この時に改造したタッチセンサー部分を流用しようと思います。画像はそのテストをしている所でして、前にこちらのブログでも流用していますがセンサー部分を新規に流用するのは初だったものでw

また前回に引き続き、今回は各パーツを組み上げて配線も引き直しますので分かりづらい点もあるかと思いますが・・・最後にはちゃんと点灯するようになりますので、それまでの工程をご覧下さい。



組み上げて分かった事なんですが・・・上部の10SMDは画像のように円形に削らなければ、取っ手部分の中央にある突起に干渉する事が分かりましたw またそれに従い、裏面に出ていたハンダの盛りも削って平らにしております。
ただ、この作業で10SMD間の間が狭くなったので、その分 中央に入れる反射鏡も削る必要が出て来ました。
なお、下側の10SMDには問題なかったので、そのまま作業は続行です。

画像は光源部を組み込んで本体内部にセットした所です。元々あるネジを止める部品は使えないので、別にナットを用意して固定しております。左右に出ているのが上部10SMDの配線で上下の配線は下部10SMDの配線です。

そして・・・電池BOXの上に設置する充電基板も、ご覧のように光源部と接触しない丁度良い位置となっております。逆に言えば、充電基板の厚さがこのスペースにちょうど入るサイズだったと言う事になりますね。

続いてはタッチセンサー部分です。この時のブログではアルミテープでの代用も可能との事だったので今回はより面積を広げたいと思い、画像のサイズにしてみたワケですが・・・どうやらアルミに通常のハンダ付けは出来ないらしく、仕方なく被覆を剥いた配線を一度仮止めして、その上からアルミテープを貼っています。

ただこのアルミテープ・・・100均のではなく、実は接着面にも通電がある物で車弄りに使ってた物を今回は流用しました。

さて、いよいよ面倒な配線を繋げますw
まずタッチセンサーが繋がる調光基板を流用仕様に改造して、LEDのプラス基板には上下10SMDのプラス側をハンダ付けした物を繋げます。マイナス側はスイッチを経由させて、同じく上下SMDのマイナス側を繋げる事で、元々のON/OFF制御となります。また、それとは別にタッチセンサー部分でもON/OFFが出来るようになります。
一見、どちらか一方があれば良い気もしますが・・・実は理に適った方法だったのです。

後は調光基板の電源線を充電基板に繋げる事で、今度は充電池でもmicroUSBでも使えるようになるワケです。最後に充電基板から電池BOX裏の端子に繋げれば、一通りの配線は完了です。

そして今回、充電基板の固定をより丈夫な「エポキシ接着剤」と言う、2液性の物を使用して固定しております。と言うのも接着面が少ない事、microUSBを差し込まれても問題ない強度が欲しかったので、いつものようにホットボンドやスーパーXでの固定はやめました。

最後に底蓋にある電池BOXへ充電池を入れて、microUSB線を挿せば充電されるし、そのままタッチセンサー部分を触れば点灯/消灯や調光が可能となります。もちろん、充電されれば電池だけの点灯/消灯や調光も可能です。

で、本来ならば画像の状態だと点灯しているんですが・・・調光基板にON/OFF機能があるので、このように引き出したままの状態でOFFにも出来ます。逆に縮めると今度は元のON/OFF制御によって調光基板側でONにしててもスイッチによってOFFとなります。結果としてこの動作は、消し忘れ防止やタッチセンサーによる誤点灯を防げるようになりました。

明るさの方は上下10SMDとなっているので申し分なく、中央に入れた反射鏡とクッキングシートの拡散も相まってムラもなく均等に光り、少なくとも元のランタンよりは明るいです。ただ、その分 電池の持ちが悪くなるのはご愛嬌でw まぁその為に充電池化とmicroUSBでの使用を想定したワケですが。そして今回の改造では調光機能もありますので、気なるなら光量を落とせば良いのですw

最後に・・・何も手を加えなかった上部の蓋部分には、画像のように電池入れとして使用する事にしました。と言うのも、調光基板には待機電流がありますので充電池を付けたままだと電池を消耗してしまうからです。元々のスイッチを10SMDとではなく、充電基板と調光基板の間に付ければ待機電流の心配もなかったと思った点が唯一の失敗点でしょうかw それでもこうして電池が入る場所がありますので、結果オーライと言う事で今回の改造の完了とさせて頂きます。


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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