2020年3月7日土曜日

2WAY LED懐中電灯の改造と比較

これまでの改造は「光量UP」させた分を補う為に、充電池を使用する物がありましたが・・・今回は少し趣向を変えた改造に取り組んでみようと思います。とは言え「光量UP」はこれまで通りなんですけどねw

そんなワケで選んだこの商品・・・単三1本で点灯する明るい2WAYライトと言う事で好評のようですが、注目すべきは電池1本(1.5v)で3.5vから点灯するLEDを点灯させる為に使われている「昇圧回路」でして、これにより他の機器で使用して使えなくなった電池でも点灯させる事が可能となっているワケです。

俗に言う「絞り出す」ってヤツですねwww

これまでは複数の電池を利用して容量を確保し、明るく点灯させていたのですが・・・この商品は単三1本で点灯させますので、後はどれだけ光量UP出来るかな?と言う事になります。




2WAYでちょっと光量に不満があるライト部分・・・それもそのハズ、帽子型のLEDが1個なんですからw 電源が単三1本なので、点灯時間を延ばす為にも光量を抑えた物にしたのでしょう。
ただ、その為にライトが暗いなら、そこに意味がありません。それで当然のようにLEDはパワーLEDへ交換し、今回はコリメータレンズを仕込みます。

なお・・・何故か内側のカバーはガラス製と言うねw

ランタンの方は明るいとの事だったのですが・・・せっかくなので、こちらも定番となったCOBへと変更します。ただ手持ちの物ではサイズが合わなかったので「COBミニライト」と言うボタン電池を使う物を購入し、このCOBを流用します。
ちなみに今回の改造に買った物はこれだけで、パワーLEDとコリメータレンズは買い置きしてある「ランチャーライトメタリック」から取り外した物となりますw


何はともあれ、まずは ぱっかーんw
ヘッド部は赤い(もしくは青い)部分を引っ張ると外れますし、止まってるネジも1本のみ。プラスとマイナスが配線色で分けられていない点が100円クォリティとでも言えるのですが・・・ここで一つ訂正がございます。

ブログの冒頭で「昇圧回路で~」なんて言ってましたが、実際にはICチップ制御でした。この場を借りて謝罪致します。

ワケがあってチップ側の基板をお見せ出来ないのが、大変残念ではありますが・・・実は単に撮っていなかっただけですwww
と言うのもICチップで制御されている以上、それを弄るワケにもいかないのでネジを外してまで見る必要もないかと思いましてね。LEDを交換するだけなら、配線がそのままでも使えますし。
幸いに基板にはプラスとマイナスの表記もありますので、LEDの繋ぎ間違えを防げそうなのは助かりました。


まずはパワーLEDの方から。今回は基板が不要だったので外してからLEDの足を配線に繋げてます。ちなみに根本に穴が開いてる方がマイナスでした。
なお、配線には元々パワーLEDが点灯する3.5vの電圧が来てるので、今回は抵抗なしで付けても問題はないかと思います。
問題があるとすれば熱ですが・・・帽子型LEDを固定していた台にアルミテープを巻いて放熱板の役割を与える事で熱問題を解決しようかと。


レンズの方はいつもように加工して反射鏡に接着し、その後にパワーLEDも接着。固まった所で今度はパワーLEDとアルミテープを密着させた状態でエポキシ樹脂にて固定します。本当は放熱グリスでの接着が望ましいでしょうけど・・・ライト部分を組んでみたらパワーLEDとアルミテープが密着するようだったので、あえて固定のみとしました。

ちなみにパワーLEDが基板に付いてるままだと放熱が弱くて、最悪LEDが焼ける心配もありましたが・・・実際にはレンズを取り出す時に基板からパワーLEDの足が外れたからなんですけどねw

COBの方はキーホルダーから取り出して、ランタン部のSMD基板を外して合わせてみたんですが・・・ご覧のとおり反射鏡の枠内にCOB部分が収まるものの、内枠と固定の突起が邪魔になるのでカットが必要です。

ただ、それよりも問題だったのがCOBの基板でして・・・ご覧のように長いので、反射鏡の枠に合わせるとネジ止めの台が干渉してしまいます。

それならばと干渉する方のアルミ板をカットし、配線は反対側に繋げます。COB基板は両端に端子がありますが、その片方を切っても問題なさそうです。
邪魔な突起と内枠をカットしてCOBの位置を合わせてからアルミテープで仮止めし、表から確認してからエポキシ樹脂で周囲を固めました。うまくいけでばギリで6LEDを表に出す事が出来ます。なおアルミ板は放熱も兼ねてるので、樹脂で固めるのは周囲だけです。


後は元に戻して完成です。今回の改造では手持ちの物+αと言う事で前回の改造とは費用も雲泥の差でしたw
まぁ、電池を無駄なく使い切る為のライト・・・でも実用的な光量は確保したいが為の改造と言うスタンツなので、実は純正品との光量の比較は行ってません。大体、測る前に改造してしまいましたしねw

そして・・・実はもう一つ、今回の改造にお金を掛けたくなったワケがありましてね。それは・・・

単三1本でズーム機能付きのパワーLED&COBランタン付きのライトをAEで購入していたからなんですw

しかもこのライトはアルミ製でちゃんとドームレンズ入ってるし、COB部分がどの製品よりも広くて、ON/OFFスイッチが底にあってハイ/ロー/フラッシの点灯機能付き。それなのにですよ・・・

実は今回の改造費より安い値段で買えたワケですから、もう笑うしかありませんwwww

もちろん光量はこちらの方が上でしたw

・・・今回の改造は「単三1本」と言う縛りがあったものの、結果としてAE品の方が良かったと言うオチになりました。まぁ、大方予想していただけにショックではなかったのですが・・・これからは単純な光量UPや充電池化をするぐらいなら、素直にAEで購入した方が良いとの結論に達しました。それに、改造部品をAEで調達してたりしますからねw

そんな事もありましたので、今後はAEでも売ってないような物を100均ライトを使って改造していければ良いかなぁと思ってます。


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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