2019年6月21日金曜日

サウンドバー制作(エンクロージャ編)

サウンドバー制作、最初の作業は「エンクロージャ制作」です。まぁ、制作と言っても長箱に蓋付けて取っ手の穴を塞ぎ、電池ケースを埋め込む加工をするだけなのですが。
ただ、普通にサウンドバーを作るぐらいだったら、ぶっちゃけAEとかで既成品を買った方が良いですw そこは自作ならではの個性を出そうと言う事で、この画像は蓋となるMDFを長箱の高さより長めにして意図的に傾けてやろうと思っているトコです。・・・いや、実際にそうして作ったんですけどね。




さて、まずは背面に入れるモバイルバッテリーのケースを埋め込むべく、ケースのサイズを調べて下書きをしたのちにカットします。
この長箱は前回作った300円スピーカー改造の時と同じく背面が薄い板だった事もあり、前回と同じように超音波カッターにてカットしました。
そして実際にケースが入るか確認しながら、後はヤスリで削って微調整をします。自分はこれまで幾多の改造をしておりますが、未だに真っ直ぐ切れない未熟者なので、カットの際には予めマージンを取ってますw


そして、今度はカットした板を半分にカットして・・・取っ手の穴塞ぎに使います。
当初はMDFを使おうと思ってたんですが、それだと厚みがありすぎてスピーカーに干渉してしまいますし、その分スピーカーを内側にずらすのもデザイン的に納得がいかなくて。これだと薄いしムダもより少なくなるので、一石二鳥かと思いましてね。
まぁ、単に塞がれば良いだけなので、別の方法でも良かったんですけどw

塞ぐ取っ手の下側にはMicroUSB配線を繋ぐ為の穴を開けておきます。自分の環境では、左側にあった方が便利だったので左側に作りました。ちなみに既成品等では背面に設置されている事が多いのですが、そうなると充電時には配線を差し込む為に設置した場所の奥行きに余裕を持たせなければなりません。それだとせっかくの薄型も台無しです。

そして・・・この上の画像をよ~く見ると分かるんですが、実はこの配線穴まで取っ手を塞ぐ板が届いていない事に気づきましたか?w

今度は蓋となるMDFボードの加工となります。
まずスピーカー、デコーダ、パッシブラジエータの採寸からケガキを書いてからカットしているのですが・・・今回は厚さ6mmと言う事もあり、また別の工具の登場です。 てか、こうして考えると車弄りの為にどれだけの工具を買っているんでしょうかね?w
ちなみに前回の教訓で、今回は実サイズより若干小さめのサイズで穴を開けたいところなのですが、このホールソーはサイズが決まってるので微調整は難しいかと思います。穴あけ用の旋盤・・・欲しいっすね←

スピーカーの穴はそのままでも良いんですが、デコーダは四角でパッシブラジエータは楕円なので、ミニグラインダーで削って穴を広げていきます。今回は紙やすりタイプの物が径も太くて加工にはちょうど良かったですね。
デコーダの方は最終的には木工用の鉄ヤスリで四角く削るので荒削りのみ、パッシブラジエータは直線部分を鉄ヤスリで整形するので、こちらも荒削りのみですね・・・ちょっと手元が狂って、直線部分にも曲線を描いておりますがw

それぞれに加工した物を合わせると、こんな感じになります。
蓋にMDFを使用したのには理由があり、まず加工が簡単と言う事とその材質によりスピーカーやパッシブラジエータを固定するには適材だと思うからです。
そして今回採用したパッシブラジエータですが、その効果を発揮させる為に必要なのが「密閉型」と言う事で・・・スピーカーの背面から出る低音をパッシブラジエータを通してシッカリ出すと言う事でMDFを選びました。
ちなみに長箱は最初のブログで述べたように、サイズ的に良かっただけですw

加工が終われば、後は防湿を兼ねてニスを塗ります・・・今度は内側にも同じニスを塗りましたw
なお、前回使用してから歳月が経っているので若干暗めの印象ですが、コレはコレで良いかと。ちなみに先程述べたように今回は「密閉型」なので、別に内側は別のニスでも構わなかったりしますw
ニスと言えば・・・前回 乾いてもサラッとしてないと言っていたんですが、あれは乾く前に重ね塗りする事が原因だったらしく、今回も気をつけていたんですが、結果として今回も同じでしたw ただ今回は本体を傾けた事で接点が点なので、さほど気になりません。
拘る人は塗って磨きを繰り返すそうですが、流石にそこまではやる気が起きませんでした。そこまでやる人は木目を活かす為らしいですが、今回は木目を活かさず前回同様に箱の柄を生かしてますw

そんなこんなで、とりあえずエンクロージャは完成。次回は組み込まれるバッテリーケースやデコーダ等の「アンプ編」です。

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