2019年3月23日土曜日

300円スピーカー改造【完成編】

エンクロージャ、アンプの改造と手がけて来たら・・・やっぱスピーカーにも手を加えないとダメと思うのは自分だけでしょうか?w そんなワケで濃度2倍の墨汁を買って来ました。300円スピーカーの為だけに買ったので、今までで一番の出費だと思いますwww

今回でスピーカーが完成し、無事に音も問題なく鳴る事が出来たのですが・・・・初めての試みが多く、反省点も多々あるのは仕方ないですね。でも、前回のブログのような作業はしばらくやりたくないですw




さて、冒頭で紹介した墨汁で何をするかと言うと・・・スピーカーのコーン紙に塗ってあるコーティングを紙ヤスリで削り落とし、その上から墨汁で塗ってしまうのです。
墨と言うのは「カーボン素材」でもあるので、墨汁を塗る事でカーボン皮膜となってスピーカーの音が良くなると言う事をサイトで見つけまして。ちなみにICチップに改造を施した方と同じ人の丸パクリですw

ただ、コーティングを落とすのがちょっと大変で・・・左側のように白っぽくなるまで削らないと、墨汁を弾きます。自分は5回ほど塗りましたが、3回目までは薄めに塗らないと一番低い中央に墨汁が集まってしまうので注意が必要です。

エンクロージャの方はLEDとボリュームの穴を開けた後に、ウォールナット色のニスを塗ったんですけどね・・・元の柄が残ってしまうのは計算外でしたw まぁ、それも自作の味だと思いながら、ふと気づいた事が

こうなると、ダクトの中が白くね?www

・・・そう、最初の時は防湿の為にと内側には乳白色のニスを塗ってしまってたのです。すでに乾燥しているダクトの内側にウォールナットのニスを塗っても色が乗らず、結局ココは失敗となりました。

気を取り直し穴を開けた場所にLEDはホットボンドで、ボリュームはナットで固定し、アンプ、スピーカー、配線もホットボンドで固定します。
スピーカーに関しては重さがあるのでネジ止めを考えていましたが、ホットボンドでも問題なさそうだったのと、ネジを表に出したくなかったと言う事もありまして。
ちなみに画像は向かって右側のスピーカーなので、もう一つアンプがない左側の方も作っていきます。

背面の配線に関しては左右を繋ぐ線をイヤホン線にしているのでそれぞれ内側に小さな穴を作ってソコを通し、アンプのある右側の方はUSBの電源線と外部入力のジャック線を通す穴を外側に作りました。


左右共に問題なく音が鳴る事が確認出来てから、最後にエンクロージャの蓋と箱を木工用ボンドで接着します。ココでもダイソーのクランプ?が活躍したワケですが・・・数が足りなかったので大型の洗濯バサミで代用ですw

ちなみにボリュームにはツマミがなかったので、別に購入して付けました。


そんなこんなで・・・ようやく完成しました。やっぱダクト内の白いの気になるなw

300円スピーカーと違い電源のON/OFFと、それを知らせるLEDの光が追加され目視でも分かるようになりました。エンクロージャも元のプラスチックケースよりも薄く出来たので置き場所にも困らないかと。スピーカーが高い位置にあるので耳に音が入りやすいでしょうし、前面に設けたダクトからは低音がちゃんと出ています。ただ・・・結果として改造前のスピーカーが手元にないので、これだけ苦労したのに本当に低音が改善されたのかが謎なんですよねw

外側をウォールナット色にした事で木の風合いを生かしながらもアンティーク調に、消せなかった柄も良いアクセントになっているのと思います。ただ・・・柄が消えないのが分かってたら、アンプのない左側の方は柄を反対にした方が良かったでしょうし、表からだと分かりませんが・・・つなぎ合わせた接着剤の部分だけニスが乗らず色が若干違ってる事と、それとやはりダクトの中が気になりますねw

とりあえず音の方はエージングが進むと音が変わってくるかもしれないので、2周間ぐらいスマホを繋いで音を出してみたんですが・・・自分的には元の300円スピーカーよりは良くなったと思います。

そして後悔の念が強いダクト内なんですが、たまたま家にあった傷隠し用のマジックがウォールナット色でしたので、色合いが若干合わないですが塗らないよりマシと言う程度になりました。それよりもニスって・・・乾いてもサラサラしないんですねw

今回、初のスピーカー改造で学ぶ事が多く、ここまで完成させるのに苦労しましたので・・・

この苦労を次回にも、きっと生かしたいと思います←


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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