2022年10月10日月曜日

ダイソー USBブロアーの改造

 

PCの清掃にエアダスタースプレーを使っていたんですが、ダイソーでコレを見つけて使ってみたら風力が弱くお蔵入りしてましたw
そして今年・・・まぁ実はこの時なんですけど、毎年実家の駐車場?にテントを立てて家族で焼肉をしているんですよ。そこで炭の火をうちわで起こす親父を見て「USBブロアの風量なら丁度良いんじゃね?」と思いつきました。ただ、物がプラなので熱に弱い為に改造を施しました。なお

本物?のマキタのブロアーも持ってますが、コレを使うと大惨事になるので火起こしには使わないようにwww

購入当初は「こんなもんか」と思ってた風量ですが、今回 火起こしに改造するに当たって色々と調べていたら・・・どうやら羽の回転が逆になっている物があるようです。本来は画像の向きだと反時計回りなのですが、自分のは時計回り・・・ようするに逆に回転している外れ品だったみたいですw そんな訳で正しい回転方向へ直す為に分解しております。

モーターの回転を逆にする為には+-を逆に繋げば良いと思い、まずはスイッチに繋がっている赤線(+)をコイルに繋げ、コイルに繋がっている黒線(-)をスイッチに繋ぎました。こうする事で-制御になる為に安全にも繋がると思ってたんですが・・・肝心のモーターは逆回転しませんw しばらく悩んだ後、コイルを逆に付ける事で逆回転させる事が出来ました。

正しい回転方向に直したところで、せっかくなので出口にある段差をホットボンドで埋めた後に削って平らにし、内側にあるバリも削って空気抵抗を減らす加工を施しました。俗に言う「ポート研磨」って言う作業でして、実は

自分の車でも給排気系で実施した事があったりしますwww ←その時はアルミ製ですが

さて・・・ブロアー本来の風量を取り戻した所で、ようやく本題に入ります。ブロアーの先端を耐熱仕様にする為に購入したのは「ダイソー 火吹き棒62cm」でして、それを半分に分解して細い方の端末にストッパーを接着剤で貼り付けます。後は元々の黒いノズルを若干広げれば・・・下の画像のように火吹き棒を延長させて使う事が可能となります。
ただ、そうなると気になるのが余った半分の火吹き棒。前の画像を見ると口径は元の黒いノズルと同じぐらいなんで、こちらも使えるようにすれば細い物より短くはなりますが風量がアップします。
ちなみに、本来の使い道であるホコリを飛ばす為のブロアーとして使用しようと試みてた時、先端を細くすれば風量が強くなると思ってたんですが・・・実際は逆でしたw 太く短い方が風量が上がります。要するに黒いノズルを付けない方が一番風量が多いのですw

とは言え、そのままだと黒いノズルには入らないし、それを外してしまうと今度はスカスカw そこで根本にビニテを巻いて差し込んだら・・・丁度よい感じにハマりました。でも、これだけだと抜け落ちる心配があるので、何とか固定方法がないか模索していたところ

使い道がなくて捨てようと思ってた太い蛍光ペンのキャップが使えそうと思い回収、そのままでは当然使えませんので加工します。これなら加工に失敗しても代わりがありますしねw

まずは太い方・・・クリップが付いている方は火吹き棒が入るサイズの穴を先端に開けるだけでOKでした。本来黒いノズルを固定する突起が丁度キャップの内側にある段差に引っかかるので抜け落ちないし、本体の突起部分を締め付ける事でビニテを巻いた火吹き棒をしっかりと挟み込む事が出来ます。強いて言えば、見た目がゴツくなってしまうのが欠点でしょうかw

そんな訳で作ってみました細いキャップの方をw ただ、こちらは加工が大変だったのでオススメしません。でも、どちらかと言うとこちらの方がしっかり固定出来ますので抜け落ちる心配は皆無です。先端の穴あけの他に内側の拡張と黒いノズルの根本のような溝加工が必要です。


とりあえずこれで3種の先端を選択できて、普通のブロアーとしても火吹きブロアーとしても使う事が出来るようになりました。なお、普通に火を起こす時に使うのでしたら黒いノズルだけでも距離を取れば問題ないのですが・・・問題は途中で炭を足すような過程で火を起こすとなると、黒いノズルだけでは灰まで舞ってしましますw それを防ぐ為に火吹き棒を使って火の根本に空気を送り込んでやろうと思ったのです。

最終的な課題として残ったのは「風量調節」「電源確保」なんですけど、風量調整の方はスイッチ部分を改造しようと思ったが、そのスペースがなさそうなのと、その為の材料がなかった事。電源についても本体には組み込めないし、一時的な使用しかしないのでモバイルバッテリー等を繋げば良いかなぁと。

そして・・・作ってはみたものの、この努力が報われるかどうかは次回の焼肉の時でなければ分かりませんwww


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を自身で負う事にもなるので、どうかご注意を。



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