久々のライト改造ネタとして紹介するのはこの「2wayハンディーライト」です。ご覧のように4個も買っているのは、遠方へ行った際に見つけて購入したせいです。実用的にも無改造でコレは使えそうだと思っていたのもありますが。あと、これまでの2wayと比較してコンパクトなので持ち運びの邪魔にならず、単3が2本で済むというメリットもあり、その分 重量も軽いワケです。色違いがないとは言え、これが100円で買えるのですから良い時代になったものです。商品の方は前面発光の10SMDとスポットライトのパワーLEDを搭載しています。この手の100均は砲弾型を採用している物が多いので、光源にパワーLEDなのは嬉しいですね。しかもレンズ部にはガラスを採用しています。このようなスペックなら無改造でも十分使えるんでしょうけど、今回もいつものように更に改造を加えて行きます。
冒頭で「単3が2本で済む」と言いましたが、電池は直列繋ぎなので最大でも3v。SMDなら光るかもしれませんがパワーLEDは電圧不足で、光ったとしても暗いです。でも実際に点灯してみるとパワーLEDらしく眩しく光ります。これはスイッチ部分にある「昇圧回路」を通る事で3v以上の電圧を掛けることが出来て、その結果 明るく光らせる事が出来ると言うワケです。本来なら電池3本(4.5v)の光源をたった2本で光らす、画期的な回路なんですが・・・2本で3本分の光を出すと言う事は、その分 電池の消耗が激しいと言う一面もある事をお忘れなく。
ちなみにこのスイッチはスライド位置によって光源を切り替えるので、収まる配線の寸法を測って先に繋げています。
また、本体内側にある反射板を裏から固定する為の支えもCOBに変更した事で使えなくなったのでカット。反射板自体はもう半分の本体側にホットボンドで固定しています。
3wパワーLEDの方は放熱の為にヒートシンクを貼り付け、反射板の中にはコリメーターレンズを入れました。
意外と手間取ったのがヒートシンクでして・・・実はそのままだと本体に干渉して閉まりませんでしたw そこで苦肉の策としてフィンを1列カットし何とか中に収める事に成功。なお、ヒートシンクの下にある調光基板やスイッチの基板がアルミ製のヒートシンクと近いので、ホットボンドにて絶縁してから取り付けています。
調光の要であるタッチセンサー部分はサイズ的に丁度良いパーツ裏に貼り付け、配線は別に穴を開けて通してます。反対側の表側には電源マークを貼り付ければ、光源の切り替えは従来のスイッチで行い、調光はタッチセンサーにて行う仕様となりました。ただ・・・これだとスイッチが中間の時にはタッチセンサーをいくら触れても点灯しませんし、タッチセンサー部分でもライトのON/OFFが可能と言う事になってしまうんですが、こればかりはどうしようもありませんでしたw
とりあえず電池2本で調光の出来る2way仕様のハンディーライトが完成しました。COBx2本と3wパワーLEDに変更しているので爆光なんですが、それを調整する為に調光も付けたので利便性はぐっと上がります。ただしその反面、電池の消耗は激しいのかもしれませんけどねw
3wパワーLEDの方は放熱の為にヒートシンクを貼り付け、反射板の中にはコリメーターレンズを入れました。
レンズに関してはガラス製の蓋がある事で中にレンズを入れても効果が微妙かと思ったんですが・・・レンズなし・ドームレンズ・コリメーターレンズとガラス蓋を付けた状態で点灯してみて、結果として一番キレイな配光となったコリメーターレンズを採用しました。レンズを入れたのですから本来ならガラス蓋は不要なんですが、何か勿体なくてw
調光の要であるタッチセンサー部分はサイズ的に丁度良いパーツ裏に貼り付け、配線は別に穴を開けて通してます。反対側の表側には電源マークを貼り付ければ、光源の切り替えは従来のスイッチで行い、調光はタッチセンサーにて行う仕様となりました。ただ・・・これだとスイッチが中間の時にはタッチセンサーをいくら触れても点灯しませんし、タッチセンサー部分でもライトのON/OFFが可能と言う事になってしまうんですが、こればかりはどうしようもありませんでしたw
改造自体は従来から行っている事なのでさほど問題はありませんでしたが、今回は電池2本仕様(昇圧回路付き)の商品を使っての改造だった点については、今後に繋がる良い改造だったと思いました。
※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を自身で負う事にもなるので、ご注意を。
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