2022年3月7日月曜日

USBコンセントタップの改造

 

ライト熱が冷めたと言うワケで、今回はこんな物を改造してみたw

まぁ、ライトはUSBを使ったとしても所詮は5V。これまでの改造でも自己責任としてますけど・・・こいつは一般家庭で使われている100vのコンセントタイプ。素人の改造は大変危険なので先に言っておきます。

※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を自身で負う事にもなるので、ご注意を。

ダイソーで1個500円の高額商品を改造するぐらいなら、ちゃんとしたのを買った方が良いとも思ったんですけどね・・・似たような商品がなかったので、ちょっとチャレンジしてみました。

この商品、コンセントとUSB端子が一緒になってて使いやすいのですが・・・差し込むコンセントが折りたたみ式ではないので、持ち歩き等で邪魔になる事がありまして。電源タップに刺して使う分には良いですが、延長コードに刺すとなると不格好。そこで商品の上部にあるコンセントの差し込み口を潰して、そちらに差し込むコンセントを移設しようと考えたワケです。なお、分解には特殊なネジ回しが必要なんですけど・・・丁度良い代用品があったので、それでネジを外して分解しております。

まずはコンセントを差し込むオスの方を金具からカットします。下の金具は基板にハンダ付けされてますが無理をすると剥がれてしまうので注意が必要。本当は根本にあるリベットを破壊すれば良かったのですが・・・横からの力が加わるとハンダがすぐに剥がれそうだったので。カットするにも下の金具と同じ厚さの物で留められているので、カットと言うよりも「へし折った」と言う方が正しいかもしれません。

折ったオス端子を上部のメス端子に差し込めばいいんじゃね?って安易な考えで改造に踏み切ったワケですが・・・他のコンセントと長さを合わせてみると、折ったオス端子が短くてメス端子まで届いておりませんw
ライトなら配線で延長も可能なんですが、こいつは100vなので配線は流石に無理。しかもオス端子を固定する必要もあるので、何か良い部品がないかと漁ったら・・・出て来たのはシガーソケットのマイナス接点金具。ちょっと薄いけど幅があるので、その平らな部分だけをカットしてハンダ付けしてオス端子を延長させました。

100vに対して薄い鉄板を繋ぎに使うのはどうかとも思いましたが他に思いつかず、本来なら一つのオス端子に2つのコンセントの所を今回の改造で1箇所潰したので、それほど負荷が掛からないだろうと言う予測で続けます。元々合計1400wまでなんですけど、実際にはデスクでの使用を想定している為にコンセントに繋ぐとすればノートPCやタブレットの電源アダプタぐらいなので大丈夫かなぁ~と。←適当w

なお、今回の改造で一番面倒だったのはオス端子の位置決めです。画像はその為の対策を行いながらのハンダ作業の様子なんですが・・・前の画像と同じように別のコンセントと向かい合わせにする事で長さを決める事が出来るんのですが、実はコンセントの穴って左右で長さが違う事をご存知ですか?それにはちゃんとした理由があるのですが、話が長くなるのでココでは割愛しますw その結果、穴の広い方だと端子が下を向いてしまうので画像のようにクリップで固定する必要がありました。これなら長さも向きも向かいのコンセントにあわせられますので。

半田での固定と言う事で、表側のケースを外して作業していたのですが・・・固定し終わった後にケースを戻すと安定して置く事が出来たので、この画像のようにして半田作業した方が良いかもしれませんw 延長させた金具は薄いのでメス端子の金具に入ってもユルユル。それで先程述べたようにクリップで固定する必要があるワケです。ハンダも空きを埋めるように盛りつつもプラを変形させないように気をつけます。金具を加熱し過ぎると先端のオス端子が外れたり、根本の基板から外れる心配もありますしね。

最後にテスターにて通電を確認後、カバーを元に戻して完成です。
元々あったコンセントの穴にオス端子を出したので、さほど違和感は無いはず。裏にはオス端子が出ていた穴が空いたままですが、普段使っててショートさせる事はないでしょうから、そのままです。強いて言えば、オス端子にカバーが欲しい所なんですけどね。あと、半田付けしているとは言え根本は薄い鉄板で付いているので無理をすると外れてしまうかも。

何にしても、これで延長コードに付けられる電源タップになりました。裏も平らなので持ち運びにも便利そうです。電源タップで使うなら無改造のを使えば良いワケですから。

・・・そう、この時は本気でそう思っていたんです。それがまさか、こんな結果になろうとは。(謎


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を自身で負う事にもなるので、ご注意を。


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