2020年11月7日土曜日

2WAYハンディランタン改造【改造編その2】

 

いきなり「ネタバレ」的な画像から始まった今回のブログですが・・・前回に言った通り白い基板(調光基板)や黒いリレーは、実際には使えませんでした。と言うのも、今回のラジオ化を行う上でどうしても「ノイズ」が発生してしまう事が判明したからです。その原因が白い基板であり、それを活用する為のリレーだったので・・・この画像を撮った後に撤去となりました。

今回の変更で、白い基板を使っての調光やLED切り替えの為のスイッチ変更や・・・電源マークのシール作り等いろんな作業があったのですが、全てボツw 結果としてLEDはさほど変化なくラジオ化がメイン作業となりました。それでも何とか納得出来る形での完成となったので良かったんですけどね。

まずはラジオ基板の改造から。今回はジャックを使わないので端子を外して配線化へ。アンテナ用のマイナス線もココから取ってます。
動作確認用のLEDをチップから帽子型へ。このLEDは300円スピーカー改造で使用したイルミLEDの白です。ご覧のようにスイッチと同じ高さで似た口径での穴開けで済む点で採用しました。
ちなみに、基板の隣りにあるスイッチですが・・・ラジオとアンプを繋いで使用するので別にスイッチを付けました。こうする事でラジオを使わない時は電池消耗の無駄を省く事が出来ます。

ラジオ基板はステレオ出力ですがスピーカーは一つなので、モノラルに変換出来るアンプ基板を用意しました。音量を増幅する為にも必要でした。
配線化した音声出力をアンプに繋げ、電源線はラジオ基板に繋げてます。ラジオ基板には2つの電源端子があったので、片方を電源線とする事でラジオとアンプを同時にON/OFFさせる事が可能となります。
スピーカーはアンプ側の上にある「V1」「V2」が出力となります。ただ調べると商品説明とは+-が逆になってましたので、この辺りは事前に調べる必要がありそうです。なお、音声に限り+-を逆に繋いでも音は出ますw

位置が決まったらピンバイスで穴を開けます。ドリルを使うと熱で溶けて変形する恐れがありました。一応先穴を開けてから穴を拡張したんですけどね・・・ご覧のように一直線とはなりませんでしたw
左端の穴はスイッチ用の穴で突起が四角なので、小さい穴を開けてからヤスリで四角く削りました。ラジオ基板との接触を避ける為にギリギリの位置となってしましましたが、逆を言えばあのスイッチでなければ中に収まらなかったでしょうね。
そして、LEDの穴はラジオのボタン穴より若干大きくないとダメでしたw

何はともあれ、穴の位置を丸ヤスリで微調整してラジオ基板を差し込む事が出来ました。ボタン穴に余裕がないと、押しても戻らなかったりしましたからねw スイッチの穴に関しては問題なし・・・って言うか内側からの画像を見て分かる通り、ホントにギリギリの位置で収まりました。
ラジオの電源線からスイッチを経由して電池BOXの端子へと接続。こうする事でラジオ単体でも使えるし、LEDと一緒に稼働させる事だって出来るワケです。・・・まぁ、そのせいもあって調光を諦めたんですけどね。

スピーカーの方は位置を決めた後に直径に合わせてマスキングテープで穴の位置とサイズを決め、それを貼り付けてから穴を開ける事に。なお外周の穴は倍に増やしてますw
こちらもピンバイスを使って慎重に穴を開ける事で、綺麗に穴開けが出来ました。いくら薄いプラとは言え穴を開けないと音が籠もってしまうので。それよりも、この位置に入るスピーカーを探すのに苦労しました。薄型ならそうでもないんでしょうけど、やはりラジオでも音は良い方が良いワケでw


スピーカの取り付け位置を決めた所でアンプに配線を繋ぎます。スピーカーの固定はマグネット側からホットボンドにて固定していますが、実は穴を開けた外装とスピーカーのコーン紙が接触する事でヒビリ音が出てしまいました。その為にスピーカー位置を後方に・・・するとネジ止めの柱にぶつかってしまうので少し削りました。
結果としてスピーカー背面の隙間はホットボンドで埋まり上下にも隙間がなくなった事で音も籠もらずに穴から出るようになり、スピーカーに拘ったなりに良い音が出るようになりました。

ラジオには不可欠なアンテナの取り付けは、画像の位置に斜めに穴を開ける事で綺麗に差し込む事が出来ました。こちらもピンバイスを使って穴を開けたかったのですが・・・穴のサイズが大きくてピンバイスが使えなかった為に、タップバイス用のT字バイスを使って穴を開けました。アンテナを差し込む角度と同じようにして穴を開けるのがコツです。
そしてこの面の下側にはMicroUSB端子と、電池との切り替えスイッチも付けるので・・・それぞれと干渉しない位置が、このアンテナの斜め穴となってます。

とりあえず、これでラジオ化の為の改造は完了です。最終仕上げはまだ残っておりますが、まだ他の作業も残ってますので次回からは最終的に決まった配線を含めてご紹介させて板だいます。


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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