2020年10月4日日曜日

2WAYハンディランタン改造【改造編その1】

 

今回の改造は光量UP&ラジオ機能を追加すると言う事で進めるワケですが・・・想定外の事も起きており、画像とは違った改造を施してる事があることを先にお知らせさせて頂きます。その一つが抵抗の上にあるリレーなのですが、最終的にはリレー自体を使ってませんw このように画像と食い違う内容となって解りづらくなっている件につきましてはご了承を頂き、とりあえず今回初挑戦となる「ラジオ化」に注目して頂ければ幸いです。

まずは定番になった3wパワーLEDへの入れ替えです。それに伴いコリメーターレンズも入れております。放熱に関してはヒートシンクを豪華に2枚も使用しました。これはスペース的な制約がある事、元からあるパワーLEDを支える支柱をそのまま利用したかったからです。後は長時間の点灯にパワーLEDが耐えれるよう放熱効率を上げました。これまでパワーLED1つに付き1ヒートシンクでしたが、長時間となると放熱は間に合わないでしょう。そう考えれば、これまで改造してきたパワーLEDにも不安が残りますが・・・今となっては「後の祭り」でしょうかねw

一方、変更が出来ないCOBの方は反射板の裏にアルミテープを貼り、更にダイソーのアルミ板を成形してCOBに接着させて放熱を促します。これも長時間の点灯に耐えれるような処置です。
パワーLEDの時でもそうなのですが、基本的に元々の放熱板では足りないと自分は思います。だから100均ライトは寿命が短いんでしょうね。実際に点灯させてから放熱板を触る事もあるんですが・・・プラなら簡単に変形してしまう程の熱を帯びるので、長く使いたければ今回のような改造も必要かと思います。

点灯制御に関しては緑色の定格基板を使ったのですが、実は調光機能も付けようと思い、この画像では白い調光基板を付けております。ただ、こちらも想定外の一つでして・・・実際には使う事が出来ませんでした。それが分からずに改造を進めていますので画像にはちょいちょい出て来ると思いますが、最終的には外しますので参考程度にして下さい。

なお今回は充電式を見送ったので・・・せめてもの救いとしてMicroUSB化と、電池との切り替えを行うスイッチを付けました。

ラジオに関しては受信基板を電池ケース下のスペースに収納するワケですが、ボタン操作する為には本体裏側に穴を開けなければなりません。表側にはCOBの反射板がありますので、スペース的には難しい加工が必要となりますし。また、動作確認用のLEDがチップでジャック端子の下にあり、このままだと確認が難しいので・・・ジャックを配線化したついでにチップLEDをスイッチの高さに合わせた砲弾型に変更します。更に配線化したジャック端子へアンテナの配線を繋げる事でラジオを受信させる工程です。

スピーカーの方はパワーLED下に設置しただけでは中に音が籠もってしまいますので穴を開け、そこから音が出るようにします。マスキングテープで位置とサイズを書き出した後にスピーカー位置へ貼り付け、テープごと穴を開ける事でキレイに加工出来ました。

今回一番費用が掛かったスピーカーですが、種類も多く値段もピンきりなので・・・別の箇所や方法があったかもしれません。それでも薄型をあえて避けたのでスピーカーが1個でもラジオを聞く分には十二分でした。

最終的にはラジオのジャック配線をスピーカーに繋げるワケですが、そうすると元がイヤホン出力なので最大音量でも音が小さいです。それを補う為に別途アンプを購入しております。ただ今回はスピーカー1つのモノラル仕様ですので・・・それならばとモノラル出力のアンプを購入。ジャック配線側はステレオ仕様なので、それをモノラルに変換出来るアンプを選んでみました。
画像では上記で述べた通り、ジャックを配線化してチップLEDを砲弾化し、その位置もスイッチに合わせて変更しております。

アンテナの方は短いのが欲しかったのですが・・・L型のジャックタイプしか安くなかったので、購入後にジャック部分をカットして使用しました。画像の位置に付ければ普段は邪魔になりませんし、伸ばせばちゃんとアンテナの機能を果たすので良いのではないでしょうか?
当初はラジオ基板のジャック端子をそのままにしてアンテナを差し込みにしようとも思ったのですが・・・ジャックの向きや位置の関係で断念、そして差し込み式にするメリットも少なさそうなので、あえてどちらも撤去して直付けすると言う方法を選びました。なお、この位置には上記で述べたMicroUSB端子や切り替えスイッチも入るので、それらに干渉しない位置での穴開けが必要で、かつアンテナが斜めに入るので穴も斜めに開ける必要があります。

さて、今回は一通りの改造内容をお話しましたが・・・次回は配線作業を含めた加工内容をお伝え致します。加工はともかく配線作業は変更もありますので、途中で説明が混乱してしまうかもしれませんが・・・その辺りはあくまでも「参考程度に」と言う事でご了承頂ければ幸いです。


※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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