ただ・・・この時は完成まで３ヶ月も掛かるとは思いもしませんでしたｗ
まずは商品の説明を・・・ご覧の通り中央には大きな反射鏡の中央にCOBが設置してあり、より広範囲を照らせるように設計されています。これまで色々なCOBを使った100均を改造して来てますが、これほどのサイズは初めてであり、この部分についてはCOBの変更ぐらいかな？と計画していました。
そのCOBの左上にあるのがパワーLEDでして、カバーはガラス製となっており通常のライトのように照らす事が出来ます。こちらの方はスポット的な使い方となるのでコリメータレンズを仕込もうかと。
そしてグリップ部には２つのLEDの切り替えとON/OFFを兼ねたスイッチがあり、持ち替える事なくLEDを切り替える事が可能となっております。
そして裏側と言うと・・・単３が３本入るようになっており、蓋にはネジが付いているものの、実際にはネジがなくても爪で引っ掛かるタイプなので電池の入れ替えも問題なし。
さて、普通ならわざわざ裏側の画像まで載せたりはしないんですが・・・実は今回の改造で一番重要と言っても過言ではないスペースがこの場所に隠されているのです。
その場所とは・・・電池スペース下とパワーLED下の空間です。
そんなワケでまずは分解・・・COBは反射鏡にリベット止めされておりサイズも決まっているので変更は意味がなさそうなので、ここまま使う事に。パワーLEDの方は放熱板付きなんですが、こちらは3wタイプに変更しようかと。と言うのもCOBの方が点灯時間が短いので、それならパワーLEDを3wに変更させ光量と消費電力UPでCOBとのバランスを取ろうかと思いましてね。なおスイッチには5.1Ωが付いてるので、それでパワーLEDとCOBの制御していると思われます。
さて、左の画像は各パーツを外してずらした状態なんですが・・・先程空いてると言ったスペースが丸分かりかと思います。このスペースに何を仕込むかと言うと・・・FMラジオです。
元々災害時に活躍する為にと始めたこの改造記・・・気付けば明るさを求める事ばかりとなってました。そこで今回は光量だけではなく、ラジオ機能も付けてしまおうと思ったワケです。
ラジオ化に必要な物と言えば受信機ですね。AEでは日本仕様の受信機が少ない中、何とか見つけたこの商品・・・2.8v~12vで稼働しイヤホンジャックに挿せば音が出ると言う基板です。スイッチは周波数変更やボリュームとなっており、電源スイッチも兼ねております。なおラジオなので通常はアンテナが必要となってくるのですが・・・最近よくあるイヤホンがアンテナになるタイプでもあるので、その辺は問題なしです。電源には単3が使えますしON/OFFスイッチもあるのでライトとは別に使えたり、また併用して使う事だって可能なワケです。でも一番の魅力と言えば・・・この小ささでしょうね。実はこの基板・・・電池スペース下に収まるほど小さいのです。しかも、スイッチボタンが高いので穴を開ければそのままスイッチとして使う事が可能なワケです。
音はイヤホンで・・・と先ほど言ってましたが、やはり災害用となればイヤホンではなく本体から音を出したい。そう言った思惑もあり今度はスピーカーを用意。このサイズはパワーLEDのライト下に収まるスペースでして、実は音質に拘って薄型を使うのをやめました。ただ、１つしかスピーカーを設置出来ない事もあり、またイヤホン出力では音量も少ないので別途モノラルアンプも追加してこのスピーカに繋げる形となります。また、これにより別途アンテナも必要となるので追加購入。設置場所はスピーカーとは反対側の抵抗が入っていた場所となります。
イヤホンにすればジャックを延長させるだけで良かったのに・・・ココが自分の拘りなんでしょうねｗ
さて、今回の改造ではボツになったネタがいくつかありまして・・・その一つが「電源の18650化」です。ご覧の通りサイズが合わなくてｗ ならば単3サイズの14500化もあるにはあるんですが・・・災害用と考えれば、やはり単3駆動は捨て難く充電地化するメリットも薄そうなので今回は見送りに。その代わりにMicroUSBを使用した有線化を考えまして、別にスイッチを付ける事で単3との切り替えを出来るようにしました。
他にも改造中に挫折したネタがありますが、それはその時にお話致しますｗ
改造が完成したのが５月・・・今はもう9月になっており、時期的には各地で台風による災害が発生してるようですが、このような物が活躍する事がないように無事をお祈りさせて頂きます。
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