2020年7月3日金曜日

USBスイッチコネクター改造


USBを使ったライトや改造を行う中で、ふと手軽に電圧や電流を測りたいと思うのは・・・自分だけでしょうか?w
たまたま見つけた、この商品・・・便利そうなので数個購入してみたものの、実際には使ってないと言う事実。せめてUSB3の物でしたら十分に使い道があったんですけど・・・これはUSB2までしか使えません。
そんな時に某サイトにて、この商品を改造した測定補助機?をUPしている方がいましたので・・・丸パクリさせて頂きました。加えて過去に作った物を再改造して更に使い道を増やしましたので、まとめてご紹介させて頂きます。



何はともあれ、まずはどのような改造を施すか。某サイトを参考に自分なりの見取り図を作ってみました。左の画像のように改造すれば、プラスとマイナス線をテスターに繋げる事で電流と電圧を測れると言うワケです。
まぁ、よくあるUSB間に接続して計測する物の簡易版と言ったところでしょうか。

何はともあれ、まずは分解w 接合部は接着されているのでデザインカッターを隙間に入れて切り離してから、画像のように隙間へ精密ドライバーを差し込んでぱっかーんです。
細かな作業と言うのもありますが、本体を固定する為に手で押さえていると怪我をする事もありますので、作業中は気をつけて下さい。
最初の画像通りに改造すると・・・こうなります。
まず「パターン変更」の文字の下にあるパターンをデザインカッターで削り、カットします。そして細い配線で白線のようにして繋いでます。
バイパスについてはハンダを盛って繋げました。プラスとマイナスの線をそれぞれ追加して配線は完了です。
後は配線を出す為にカバーを加工し、ON/OFFの表記をV(電圧)/A(電流)に変更するだけ。配線にはダブル配線を使い、真っ直ぐ出るようにプラス線を短くしました。表記の変更は黒マジックで塗りつぶした上に白のポスカで記入・・・まぁ、この辺は使う自分が分かれば良いので手抜きですw
さて、ここからは全丸パクリも失礼かと思いましたので・・・ちょっとオリジナリティーを出していこうかと。まずテスターと繋げる為に画像のピン端子を購入。通常はワニ口クリップ等で繋げますが別に用意するのも面倒だし、テスターの先をいちいちワニ口に変更するのも面倒。この端子を使えばテスターの先端が棒状のままで、後は差し込むだけで接続出来ると言うスグレモノです・・・まぁ俗に言う「シンデレラフィット」と言うやつですw
さて、それでは実際にはどう使うかというと・・・画像のようにして使います。スイッチを「A」にしてテスターも電流を測るモードにすれば、USBからパワーLEDに流れる電流を測定出来ます。電圧を測る時はスイッチを「V」にしてテスターも電圧測定モードに。ちなみに電圧の測定時にはLEDが点灯します。

ついでに、以前に制作したコイツも再改造を行いました。元々は18650電池の充電用として制作したのですが・・・何かと充電池を使った動作テスト等で仮接続する機会が増えたので、それならばと思いテスト用の配線を追加したワケです。とは言え、基板と端子以外は全て新調してますし、ケースの加工も前回を踏まえてより良く制作しました。今回はテスト用の配線追加に端子を利用した事で、使う用途や劣化によって配線を変更出来るという新たな利点も出来ました。当然、従来のように充電も可能・・・この改造では放電も可能となったワケです。

※改造や分解は自己判断にて行い、もしもの時にはその責任を負う事にもなるのでご注意を。

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