2020年6月6日土曜日

NEC VersaPro UltraLite タイプVG VK16T/GS-H 【購入経緯その2とレビュー】

前回、落札したLZ550のスピーカー欠品が発覚し、その代替え機として届いたのがVK16T・・・今度はちゃんと音が鳴り、バッテリーも付属しておりました。OSやメモリやSSD容量、一番重要な解像度もLZ550と同じなんですが・・・実は年式的には1つ古くなっており、CPUに関しては若干のダウンとなっております。
それでもts用と割り切れば仕方がない事、まがりなりにもバッテリーが付属している事に関しては出品者側に感謝した方が良かったかもしれませんね。


さて、もう少し詳しく書くと・・・LZ550は一般向け、V16Tはビジネス向けと言うコンセプトとなっており、その違いはインカメラの有無と言うのもありました。最も、それもts環境には関係なかったんですけどね。
程度としてはLZ550より劣ってる部分がありましが、一番重要な液晶に問題はありませんでした。それでも届いて確認するまでは不安でいっぱいでしたけどねw

今回唯一のメリットであるバッテリー付きって事なんですが・・・実際に使ってみると数十分しか保たない事が判明。その後、現在では完全に死んでますwww
そうなると何のメリットがないままなんですが・・・まぁデメリットも多少なので、ここは我慢と言ったところでしょうか。

左の画像は内蔵されているSSDの速度を測ったものです。読み込み速度は十分ですが、書き込み速度が結構遅いです。
実は、のちに容量不足を感じて256GBへ換装したんですが・・・ふと気になって返却したLZ550の方を「DiskInfo」と言うソフトでチェックした時のスクショを見てみると、容量は同じですが

SSDが東芝製に換装されていましたw
※純正ではSAMSUNGです。

どうやら落札したLZ550はSSDを換装した際にスピーカーとバッテリーを撤去した可能性が高く、また換装された東芝製のSSDは書き込み速度も速い物ですので・・・また一つ、V16Tに交換した事によるデメリットが増えてしまったのです。それとも、逆にV16TのSSDがSAMSUNG製に載せ替えられて自分に届けられたのか・・・すでにSSDを256GBへ換装したので、真相は闇の中ですw

そうは言っても自分で選んだV16Tには罪はありません・・・設定も終えts環境が整い、実際に視聴や録画をしてみると嬉しい事だらけ。今までより快適に出来る事への喜びでいっぱいでした♪

・・・そうなるハズでしたwww

V16T自体の問題なのか分かりませんが、実は安定したts環境を構築出来たのは、つい最近の事なのです。

当初はUSB3が2つもあれば十分だし、足りないならハブ使えばいいと思っていたんですが・・・ハブ経由だとチューナー側のUSBが認識してない時があり、結果としてチューナーのUSBをハブとは別にする事で動作が安定しました。
そのハブには外付けHDDの他、tsファイルをVK16Tからデスクトップに転送する為に「リンクケーブル」と言う配線を利用してまして、どうやらそのケーブルが色々とトラブルを引き起こし、また外付けHDDを動かすにはハブに別電源が必要だったりと、まさに試行錯誤の連続でした。

さて、期せずしてUSB3端子を2箇所も使う事となったので・・・困るのはマウスの接続先です。幸いにもMiix310を落札した際に付属していたBluetooth接続のマウスがあったので、V16Tで使用しております。ポインティングデバイスもあるにはあるのですが、自分はマウスの方が慣れてまして。そして、実はWin10自体にUSB機器の認識不具合があるようで・・・時々ハブを認識しない時があるんですよね。逆を言えばハブを介さなければ問題ないのでチューナーのUSBを別にしたのにも、この理由の為です。


SSDを256GBに交換した事で日常の録画はV16Tにて保存し、その日のうちにデスクトップ機に転送。リンクケーブルのトラブルが時々起きますが、対処は出来るので何とかと言ったところでしょうか。
問題は出張で何日も家を空ける時です。ハブ経由で外付けHDDへ繋げるようにしてますが、安定度はイマイチ。一度失敗するとそれ以降の録画が失敗しますので、まさに諸刃の剣。V16Tからの給電では外付けHDDへの録画が出来ない事も実証済みなので、ハブを使うのは仕方有りません。(パスパワー対応品を含む。ただし問題ない外付けHDDもある)Win10のUSB認識問題はスリープ明けでも起こるので、対処法としてはスリープ使用の停止かなぁと。

さて、ここで自分が使ってるチューナーのご紹介。実はこれ2台目でして・・・一台目は改造に失敗して廃棄しましたw

改造内容は電源線とアンテナ線を直付けにしており、それにブースターを繋げて受信感度を上げております。アルミ缶に入れている事も電磁波を防ぐと言う目的があり、受信感度の向上と動作の安定をもたらします。他にも地デジ受信用のアンテナが必要だったりと、何かと手間とお金は掛かってます。でも、実は一番お金が掛かったものが・・・

これはデスクトップ機で使うグラフィックカードで、実はV16Tとさほど変わらない値段にて落札ですwww

と言うのも、録画したtsファイルは画質重視なので大容量でして・・・すぐにHDDを圧迫してしまいます。実はそれが原因でデスクトップ機にHDDを追加購入していたのですが、流石にキリがないと思い一時はts録画を辞めていた時期がありました。
ところが、録画したtsファイルをH265で圧縮すれば半分以下にする事だった可能だったワケです。ただ、デスクトップ機についているグラフィックカードはH264までのサポートしかなく、CPUでH265圧縮を行うとts録画の4倍の時間が掛かってしまい、実用的ではありませんでした。そんな経緯もありまして、最終的にはグラフィックカードの換装となったワケです。


ちなみに、ここで紹介したのはハード面であって、実際には様々なソフト面での用意や設定を経て、ようやくts環境が整ったと言えます。自分が使用しているチューナーやソフトは古い物なので、地デジしか録画出来ません。まぁ、その分安く構築出来てますけどねw なお、最近では4k/8k対応の物も出るとか・・・保存の為に一体何TBあれば済むのでしょう。そうなると手軽に構築と言うワケにも行かず、費用も嵩む一方かと。
そう言う意味でも無難なts環境構築にV16Tを選んで正解だったと言えるかもしれませんね。仮にまたts録画を辞めたとしても、このスペックならネットサーフィン程度なら十分なスペックでしょうし。紆余曲折はあったのものの、何とか目的にあったノートPCを買えて良かったです。

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