2019年2月1日金曜日

改造作業に必要な物として

ちょっと更新までの間が空きましたが、今回は改造等に使ってる工具をご紹介致します。
前回のブログでは作業に使うLEDライトの改造をご紹介しましたが、そもそも改造を施すにはそれなりの工具が多数必要なワケでして・・・その為に自分が持っている物や揃えた物をこの機会にご紹介します。

自分はブログのきっかけとなった「100均ライトの改造」以前から、車弄りをする為の工具を多数揃えていたので改造自体にはさほど抵抗もなかったのですが、問題はその為に必要な情報と知識でした。そして、それを実行する為にも必要不可欠となっている工具が多々あります。中にはこの改造の為に用意した100均物もありますけどねw



さて、ココを見てる人は気づいているかもしれませんが・・・自分はほとんどの作業をテーブルの上で行っていますw そうなるとハンダ付け等をする際には下に台がないとハンダを落として焦がしたりして大変な事になりますよね?他にもテーブルが傷つかないようにする為に、自分はダイソーのMDF板にアルミ板を貼って使っています。アルミ板の上でハンダ付けすれば、例えハンダを落としても大丈夫です。またカッター等を使う場合には裏返しにすればMDF板が傷から守ってくれます。
ちなみに現在は2種類のサイズの作業台を作って使ってます。

そして、この作業台を活かす為にも改造したのが100均の万力でして・・・元々の吸盤だと弱いので、同じ100均のフック付き吸盤を買って底に付くように改造しました。改造方法はググって調べましたので、ここでは割愛させて頂きますw
この100均万力はプラなので締め付けに無理は出来ないのですが・・・小さい基板等を万力で押さえてハンダ付け作業をしたい時などに便利で、また下がアルミ板なのでしっかりと吸盤が密着して固定されるので作業しやすいのです。


次は一番不可欠なアイテム・・・ハンダごて一式と、何かと便利なホットボンドのご紹介です。
はんだごてと言ったら「goot」でしょう。って、このメーカーしか知らないんですがw とりあえず一式入ってるセットと、別に購入したハンダごても持ってます。何故2本なのかと言うと・・・車弄りの方で2本必要だったからで、そして2本とも30wと言うのも実は重要でして、これぐらいでないとチップLEDの打ち換え作業に支障をきたすからなんです。そしてコテ先も細い物に変更していますので、100均ライトのはんだ付け作業でも重宝しているワケです。
一番下に写っているのがハンダ吸引器でして・・・実は100均ライト改造まで使った事がありませんでしたw 物は今は売ってないダイソー製の300円商品なんですが、いざ使ってみると多少の慣れが必要ですが今となっては必須と言っても過言でもないぐらいの便利な工具でしたね。ハンダごてセットには吸い取り線も含まれているのですが・・・それよりも吸引器の方が自分には使いやすかったです。

ホットボンドは・・・正確には「グルーガン」と言う名称で、接着に使う樹脂の事を「ホットボンド」と言いますね。グルーガンはドコで買ったか忘れましたが、ホットボンドは100均で買ってます。熱で棒状の樹脂を溶かしてくっつける接着剤みたいな物なので、はんだごてと同じく火傷には注意が必要ですが・・・その性質上通電もしないので絶縁体としても使えます。自分はパーツの固定等にも使うので100均ライト改造にうってつけです。

他にもハンダの乗りを助けるペーストやハンダごてを置くハンダ台、そしてハンダも写ってますが・・・これからははんだごて一式に含まれている物でも必要な物なので、これから始める方は持っていた方が良いかと思います。

さて、上の画像とは商品が若干違うんですが・・・実は細かい作業に必要なピンセットを何個か持ってまして、それぞれの用途に合った物を使ってるワケですが、特にオススメなのがこの「逆動作ピンセット」です。
普通は指に力を加えて物を挟み込みますが、気が緩むとピンセットから外れて落ちてしまいます。こちらは離すと閉じるタイプなので、手を離して作業する事が出来ます。そしてこれが今では100均でも買えるんですが、特にこの画像のは挟む力が強めなのでよりパーツをしっかり固定する事が出来るんです。先端の内側には滑り止めのスリットも入ってますし、コレと普通のピンセットがあれば、大抵の細かい作業は出来てしまいます。
後は・・・やる気と根気と、手の震えを抑える勇気ぐらい?w

加工や改造と言った作業に欠かせないのが、カット作業・・・最初はカッターから始まり、そこからプラ用の細目ノコと代わり、次に熱を利用するホットナイフと進んで行き、最終的に行き着いた先は画像にある「超音波カッター」でした。
こちらも元々は車弄りの為に購入していた物なんですが、今では100均改造のお供となっております。流石に100均の改造だけに手を出せる金額ではないのですが、これがあるおかげで作業が楽になった事には変わりありません。
原理としては超音波の振動で摩擦熱を起こしてカッター状の刃で切る物ですので、薄いプラや板は切れても鉄は切れません。また振動が届く範囲で刃が短いので、厚い物も切れません。画像のは「ホビー用」との位置づけなのですが、それでも自分の行う改造には十分です。

カットの次は穴開け作業です。自分はよく売ってる「小型リューター」で車弄りをしていたのですが・・・無理を掛け過ぎたのか壊れてしまいましてね、そこでより丈夫で強力な画像の物を購入したワケです。

まぁ、結果として強力過ぎるんですけどねwww

それでも一つあれば何かと重宝しますし、別にドリルチャックを購入して着けてますので、先の脱着も楽に出来るようになりました。
ちなみに、それでもダメなぐらいの大きい穴を開ける場合には・・・素直に普通のドリルで開けますw

改造の流れとしてはカットや穴あけ作業が終わり、次に配線作業の為のハンダ付け等があると思うのですが・・・最後に加工した配線の通電を確かめる為に必要なのが「テスター」と呼ばれる機器です。これがあれば「電流・電圧・抵抗」に関しては大抵の事が分かります。テスターも元々は車弄りの為に購入していた物なんですが・・・画像の物は今回新たに購入した物でして、これが3個目となっていますw

LEDの改造や交換に必要となってくるのが先に述べた「電流・電圧・抵抗」の値でして、テスターはそれを測る機器なのでコレがないとどれぐらいの電気がLEDに流れているのか分からない為に、知らずに無理な改造を施して壊してしまう事もあります。そうならない為の判断材料であると同時に通電を確かめる機能も付いていますので、ドコで失敗して断線しているかの判断も容易に出来ます。

とは言え自分は最初にネットで改造する物の情報を揃えたり、ネットにない時は自分で確かめて判断する事もあるので・・・主な使い方は通電確認の方ですね。それでもコレが無ければ自分の思い通りにはならない為に、あえて3個目のテスターを買ったワケですがw


・・・さて、今回ご紹介したのはホンの一例で、他にも使い勝手の良いペン型の精密ドライバー(ダイソーの100均)や普通のドライバー、そしてペンチやらニッパーやら色んな物があります。ぶっちゃけ100均の改造より工具の方がお金が掛かると言うオチになってしまうのですが、自分は元々車弄りで持ってる工具を活用しているに過ぎません。そう考えると「改造」と言うジャンルも敷居が高いのかもしれませんが・・・必要最低限の工具さえあれば、後は努力で何とかなったりしますからw

工具よりも大切なのは改造する為の情報と知識だと思います。中には良いアイディアで色々と工夫されてる方々が居ますので、まずは自分の目指す改造に合う情報を仕入れる事から始めれば良いかと。そう言った意味で、自分もたくさんの方々のサイトを訪れております。そこで改造に対する情報や知識を提供して頂けている事に、この場をお借りして感謝申し上げます。

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